山形県 山形市役所で、職員向けに「伝わる」資料デザイン プログラムを実施しました。
こちらの記事では、研修会に参加いただいた受講者に伺った、研修参加後の資料の変化と、資料が見やすくなったことによる効果をご紹介します。
受講者
道路整備課
石山 彩果 さん
研修会参加後の資料の変化
石山さんは、当社の研修で得たノウハウを活かし「山形市の公式Facebookに掲載するYouTube動画のご案内」を、リメイクしたそうです。まずはリメイクのBefore/Afterを見ていきましょう。
- 載せる要素を1つに絞ったことで、SNSという各コンテンツを見る時間が短い環境でも、内容が伝わりやすくなり、興味を持ってもらいやすいレイアウトになりました。
- 文字サイズとウエイト(文字の太さ)を意識して要素を強調したことにより、伝えたかった「投稿の内容とYouTubeで公開していること」が、明確に伝わるようになりました。
モリサワ:
初めは、文章を読まないと内容を理解しにくいレイアウトになっていましたが、Afterのデザインは「内容とYouTubeで動画を視聴できること」が、一目見ただけで伝わるレイアウトになりました。
ジャンプ率やウエイトを活用して重要な部分を強調したことにより、多様な情報にあふれているSNSの中でも、内容が理解できる、興味を持ってもらいやすい資料になりました。
いかがでしょうか?Before/Afterを比較すると、より短い時間で内容を把握しやすくなったことがわかるかと思います。短い時間で興味を持ってもらうことが重要な、SNSによる情報配信能力が向上しました。
次は、石山さんがご自身の資料をリメイクして感じたこと、「もっとこうしていきたい!」という思いについて語っていただきました。
SNSの反応が良い
研修会に参加した後、庁内からは資料が見やすくなったと言っていただくことができました。さらに、研修会でリメイクした資料を基に、第2弾バージョンも自分で作成しました。それぞれをSNSに投稿したところ、コメントがついたり、同じ月内の平均を超える「いいね」をもらうことができたりと、反響がありました。
見やすい資料作りを広める存在になりたい
研修会では、ジャンプ率やウエイトを活用すると、メリハリがつき、情報の優先順位が視覚的に伝わるということを学びました。
研修会後に複数人でプレゼン資料を作る機会があったのですが、学んだことを意識して率先して取り組んだ結果、周囲から見やすい資料だという評価をいただきました。この経験を活かし、他の職員から資料作りに関して相談された時には、今回の研修会を通して得たノウハウを広めて行きたいと思っています。
行政を身近に感じてほしい
市民の相談や手続きの窓口としての役割が大きい市役所ですが、中には「お堅い」「冷たい」イメージがあり敬遠している方もいると思います。市役所からの通知文書を、見やすく、柔らかい印象に変えることで、市役所の「お堅い」「冷たい」イメージを良い方向に変えることができれば、市役所をより身近に感じてもらえるようになり、気軽に訪れやすくなるのではないかと感じました。
モリサワ:
「伝わる」資料研修に参加して職員がスキルを身に着けたことで、作業効率が上がったり、「伝わる」ことへの意識や積極性が向上したりと、受講者が組織内で見やすい資料作りを広める人材になっていることがわかりました。
モリサワが提供する研修は、受講して終わりではないことを理解いただけたと思います!
受講者が、ご自身の業務で作成するあらゆるコンテンツに、研修で学んだ「伝わる」資料作りの考え方やスキルを活用することは、組織全体のスキルアップに繋げていくことができます!
石山さんが受講した、「伝わる」資料デザイン プログラムにご興味のある方は、本記事の最後にあるボタンより、お問い合わせください。
今回お話を伺った石山さんと共に、研修会に参加いただいた職員のインタビューも公開しています。こちらも、ぜひ!ご覧ください。
資料作成研修の詳細(費用、流れ、参加者の声など)について紹介している資料は、こちらから無料でダウンロード可能です。
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