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2024.07.17

『自治体情報発信セミナー「伝える」から「伝わる」へ』@名古屋+3会場まとめ 開催後速報レポート

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2024 年度もリアル開催にて実施しておりました「自治体情報発信セミナー」ですが、6/28(金)名古屋での開催をもちまして、盛会のうちに終了いたしました。
ご参加いただいた多くの自治体職員の皆さま、ありがとうございました!

今回は、【6/28 名古屋会場】の様子と、3会場を通してセミナー全体を振り返り、レポートいたします。

セミナーの流

5/31 大阪会場のレポートはこちら
6/7 東京会場のレポートはこちら


会場の様子も含めてもう少し詳しくご紹介していきます。

第1部 特別講師 佐久間氏の講演

最終会場となる名古屋会場は、大阪・東京会場と比較すると少しコンパクトな会場となりましたが、佐久間さんとの距離も近く、終始アットホームな雰囲気で会が進みました。

効率化のためには、ルールを作って徹底的に浸透させる

参加者の頷きが多かったのは「広報ルール」についてのお話でした。名古屋会場に限らず、全会場で多くの自治体の議題に挙がっていました。全国で広報アドバイザーをされている佐久間さんも、広報ルールの必要性について感じていて、アドバイザーをされている自治体で、そのルール作成にも携わっていらっしゃるとのことです。

佐久間さんが広報担当をされていた当時に作った広報ルールには、例えば、フォントのサイズや種類、ウエイト(太さ)に至るまで、どの箇所で何を使うのか指定していて、誰もが広報担当者になれる環境を整えていったそうです。

ルールを決めることで、“属人化”せず、誰が作っても同じ仕上がりになる!担当者が異動になる場合にも、引継ぎがスムーズであるなど、広報ルールを作るには時間のかかる事だが、効率化につながる事だとお話がありました。

少し余談ですが… インパクトがあったのは、「広報担当者は全員、校了日は午前中で帰る」というお話。デスクにいると「これまだ間に合いますか…?」などと他部署から言われるので、帰っちゃう!いないことで、〆切までに出さないと間に合わない!載せてもらえない!という“〆切厳守”の意識を他部署にも浸透させていたそうです。恐るべし佐久間さん!

オンラインにはない佐久間さんとの距離感

第2部 モリサワからの新たなご提案

私たちモリサワだからこそできる、全庁の広報スキルアップについて、営業企画課 仁田野よりご案内いたしました。

広報担当者だけではなく、全職員の広報力アップを実現するにはどうすればよいのか、新たにスタートした庁内の職員様向けにより多くの方に「伝わる」資料デザイン作成スキルの向上を目指せる研修『「伝わる」資料デザインプログラム』のプランをメインにご提案いたしました。

モリサワが提案する、職員研修って?

座学だけではなく、一緒に手を動かしながらスキルアップを目指すこの研修は、受講後1ヵ月の間に受講者が作成したデータをモリサワが添削し、アドバイスするところまでがセットです。 誰一人置いていかない、そして実務ですぐに活かしていただける研修をサポートします。

研修の受講者だけではなく、組織的なメリットもあるこの研修は大変ご好評をいただいております。各会場の参加者様から「詳しく聞きたい」と多くの方にお声掛けいただいております。詳細はこちらからもご確認いただけます。

研修受講者のビフォーアフター。「事業」という表現は住民目線の「サービス」に。
詳しくはこちらの資料をご覧ください

第3部 繋がる担当者の輪! 名古屋会場交流会

大阪・東京に比べ少人数だったこともあり、参加者同士で密度の高いコミュニケーションをとっていただけたのではないでしょうか。

他会場と同じく、お悩みの共感から課題解決に向けた意見出しまで、チームごとに行っていただきました。 中部・東海エリアでの自治体様同士での勉強会なども多くはないそうで、参加者さまとお話をしていると「悩みの共有をきっかけに、普段の業務についても情報交換することができた」「普段なかなか関わることの少ない他の自治体担当者と知り合う機会となってよかった」と、嬉しいお声をたくさんいただきました。

まとめ -3会場を通して-

全ての会場で、多くの方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。
第3部の交流会では初めての試みとしてミニグループワークを実施しましたが、お悩みの共有やその悩みの解決に向けたディスカッションをしていただく機会となりました。

佐久間さんも途中、ぐるぐると各テーブルを回り会話に混ざっていただきつつ、ご自身の経験をもとに的確なアドバイスをしてくださいました。
毎年実施している自治体情報発信セミナーですが、参加者さま同士の横のつながりが広がっていくことも、リアル開催のセミナーだからこそですね。

参加者の多くが「最も興味のある製品」と回答

セミナー終了後に参加者さまとお話をしていると、「職員研修っていつから始まったんですか!」「詳しく聞きたい!」また、「(研修を取りまとめる)職員課にも共有します」といったお声を、大変多くいただきました。 アンケートにも多くの方に“最も興味のある製品”として名前が上がりました。 その理由として、

  • 職員への広報視点の教育方法に悩んでいたため
  • 全庁的な広報リテラシーの向上が課題。広報経験者さえ分かっていない人のほうが多いのが現状
  • 自分で作成した課題を実際に添削してもらえるのは非常に勉強になると思った
  • 分かりにくい案内文を見かけるため。業務の効率化にもつながるから など

「伝わる」ためのマインドと、モリサワが持つノウハウがあれば誰でも「伝える」ことが出来ます。 フォントメーカーのモリサワだからこそできる職員研修は、「伝える」ことに日々アンテナを張る皆さまの心に、しっかりと伝わったのだと実感しております。

私たちモリサワが、情報の作り方や考え方を、職員全員のスキルとなるようサポートいたします。 全職員の広報力のレベルアップを目指す『「伝わる」資料デザインプログラム』の詳しい資料は、こちらからご確認ください。

自治体の受講事例などはこちらの専用サイトからご確認ください。

セミナーにご参加いただいた多くの自治体様で、すでに導入いただいている「MCCatalog+(カタログポケット)」についての詳しい資料は、こちらからご確認ください。

ご不明点やお問い合わせなどございましたら下記フォームよりご連絡ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。 それでは、またお会いできる日を楽しみにしております!