公共団体向けUDフォントプランを導入し、SDGsの理念である「誰一人取り残さない社会」の実現を目指した情報発信を進めている相模原市様。株式会社モリサワでは、UDフォントをより効果的に活用いただくために、職員の皆様のスキルアップを目指した、翌日から活用できる「伝わる」資料作成の研修会を実施しました。
研修会の内容や、UDフォントの組織導入のメリットはこちら
研修会に参加した職員の皆様の感想
文章や画像の配置を整えたり、フォントや色を統一するなどの少しの気遣いをしたりすることで、 自分の思いが相手に伝わりやすくなることが分かりました。研修会では、 実際に自分の手を動かして作業することで、より学んだ事に納得ができました。
動画で事前研修→課題作成→集合研修でのフィードバックという流れがとても効率的だと思いました。特に集合研修では、他の職員の工夫や、講師の方からの改善点が具体的に示され、学びの多い時間を過すことができました。
余白や文字のウエイトを今後意識して、文書の作成を行ってみたいと思います。レイアウトについてもパッと見で興味を持ってもらえるフォントと文体を試行錯誤していきたい。
研修会の内容
5つのステップで、実際に職員が作成した文書をリメイクしました。
- UDフォントやレイアウトのポイントに関するレクチャー動画を視聴
- 「各課で使用している市民向け書類」を用意
- 誰に何を届けたい資料なのか?について、専用シートを使って文書を分析
- ステップ3で分析した内容を踏まえ、資料をリメイク
- 集合研修ではリメイクした資料に対して、モリサワがプロの目線からフィードバック
職員の方が「ステップ4」でリメイクした資料
リメイク前は、「協働事業提案制度」に関する資料であること分かり難くなっていますが、リメイク後は、情報を整理したことで「協働事業提案制度の事前相談」に関する資料であることが、ひと目で分かるようになりました。動画視聴だけでも、効果が表れています。
情報は詰め込みすぎず、ひと目見た時に、読み手に「読みたい!」と思わせる資料作りが大切です。
モリサワから直接フィードバックを受ける集合研修では、さらに、情報の優先順位に合わせてウエイト(文字の太さ)を活用することで、よりメリハリのついた資料になる事をお伝えしました。
職員の意識の変化
アンケートでは、参加した多くの職員が、今回の研修会は役に立ち、資料作成の意識に変化があったと回答してくれました! モリサワでは、公共団体向けUDフォントプランを導入いただいたユーザー様に、資料作成のスキルアップを目指した研修会を実施しています。
モリサワは、相模原市が推進する「さがみはらSDGsパートナー」に参画しています。
UDフォントに興味がある、組織としての導入を検討されている方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
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