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2022.09.10

参加者の90%がスキルアップを実感!「伝わる」プレゼン資料作成 スクール編がスタート

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「伝わる」プレゼン資料スキルをアップできるプログラムとして、7月からは髙橋惠一郎さんをゲストに迎え実施する企画は、スクールに入りました。今回は、8月31日(水)に開催した「プレゼンのプロ直伝!UDフォントを使った伝わるプレゼン資料デザインスクール(1回目)」をレポートします。

7月27日(水)に開催したセミナーレポートも併せてご覧ください。

セミナー当日のアーカイブ動画を視聴したい方は、下記よりご視聴いただけます。

※ 動画視聴には、登録が必要になります。
※ アーカイブ動画視聴の他にワークの資料をDLいただけます。
※ 当日の機材トラブルにより司会の声が聞き取りにく箇所がございます。

セミナーレポート

ゲスト講師|髙橋 惠一郎(たかはし けいいちろう)氏

チャンネル登録者数 10万人の『ザ・プレゼン大学』を運営。プレゼンの内容作りや資料デザイン、伝達技術まで、プレゼンに関するトータルなコンサルティングを手掛ける。最新著書『ビジネスで使える順 世界一やさしいPowerPointの神ワザ見るだけノート』(宝島社)が発売中。

プレゼン資料作り悩みを解決

今回のスクールでは、受講者の皆様によくあるスライドデータを課題として提出し、「伝わる」プレゼン資料を目指し編集いただきました。

たくさんの応募をいただきました中から、ピックアップして髙橋さんがコメントでアドバイスし、最後に髙橋さんが課題データを編集しお手本を共有するという構成です。

作成のスキルアップを目指し参加されている受講者に、資料作成で難しいと感じることをヒヤリングした結果、「情報を端的に伝える点」「情報の取捨選択」「情報の整理」など、「伝えたい情報をいかに簡潔にまとめビジュアルでまとめていくのか」を課題と感じている方が多くその悩みが、課題とアドバイスを通し解消されつつある声をいただき、アンケートでは90%の方が課題解決を実感いただけるという結果となりました。

参加者の声

参加されたみなさんの作品とそれらに対する高橋先生のコメントが勉強になりました。どこがいいのか、さらによりよくするにはどう改善すればいいのかということに、具体的にお話しいただき、わかりやすかったです。

表やグラフに関し、シンプルにスッキリ仕上げることの大切さが、よくわかりました。今後は色4色まで、フォントや強調の仕方等、気をつけて取り組みたいです。

事例が、“いかにも”な内容でイメージできたので、内容が理解しやすかったです。

グラフとコメントの関係性について、「重複は引き算」「不足は足し算」と学びました。
フォントのバリエーションが欲しくなります。練習あるのみですね!

課題のピックアップ&アドバイス

今回の課題

課題テーマ|グラフ

グラフ機能では、平面や立体を選べますが今回の課題は立体グラフです。

なんとなくカッコいいはNG

課題提出いただいた方の質問ではグラフの表現に質問が多数ありました。

質問
質問

立体グラフである必要があるのか、迷いました。

髙橋さん
髙橋さん

立体のグラフを多用されている方も非常に多いと感じて、課題にさせてもらいました。意味がある立体グラフであれば良いですが、なんとなくカッコいいからの立体グラフは避けましょう!

と髙橋さんからアドバイスをいただき、実演ではグラフ変更の操作もレクチャーいただきました。確かに2Dの方がスッキリ目に入ってくる印象です!

色数は4色まで

受講者お悩みでも紹介した「情報の整理」にも関連しますが、「文字だけでなく、色も情報です」と、髙橋さん。情報を整理するのであれば色も整理が必要とアドバイスをいただきました。

また、色はプレゼン資料では4色に抑えるのがポイントとのこと。ちなみに4色の内訳は背景色と文字で2色なので、実質2色に抑えることでスッキリしたスライドが出来上がるとのことです。

それだけしか使えないのか?!と思われる方も多いかと思いますが1つの色の明度を変えることで多くの色を表現できるため決して少なくないことを補足しておきます。

情報の強弱は「ウエイト」の変更で

強調したい情報は見つけられたのですが、どのように強調すべきかルールがあれば教えて!との質問には、「文字サイズ」と「太さ(ウエイト)」が重要です!と、髙橋さん。

強調したい文字は、文字サイズを大きく・ウエイトを太くすることでメリハリを持ったスライドができるとのことです。

髙橋さんがよく利用されている「BIZ UD新ゴ」では、5つのウエイトがあるため情報が複数ある場合はこのウエイトの太さで強弱がパッと認識できるようにすることがコツです。

ウエイトと情報の目的については上の図を参考にしてください。

情報の重複は削除!

情報を目立たせようとするとついつい、加工をしたいと思うのはよくあることです。

数値の僅差を表現で迷われた受講者さんへは情報の取り扱いについてアドバイスいただきました。

僅差であることがグラフから見て取れるのであれば、あえて情報を付け足す必要はないんです!また、情報の重複はスライドが見づらくなってしまうだけでなく意味を持たなくなってしまうので、重複を見つけたら削除しましょう。

髙橋さんがリメイクを実演

ピックアップした課題に対するコメントを踏まえ、最後に髙橋さん自らが課題データをリメイクされました。

視聴いただいた方からは「目の前で高橋先生に実演いただき、どんどん良くなっていく様子が見られたのが、とても良かった!」とのお声もいただき、提出いただいた方へアドバイスされた内容が網羅された実演でした。

実演内容

  • 立体グラフを平面グラフへ変更
  • フォントの一括変更
  • 重複の削除
  • 強弱の付け方(フォントのサイズとウエイト)
  • 色の変更
  • 最後の微調整

スクールのお知らせ

次回スクールはサービス概要(表組み)

2回目のスクールでは、よくあるプレゼンスライドの表組みをテーマに、サービス概要のスライドを用意しました。

髙橋さん
髙橋さん

スクールでは、3回ともみなさんが取り扱うことが多いジャンルのスライドを用意しました!ぜひ、課題を実施いただき受講いただくと、よりプレゼンスライド作成スキルが上がるので是非、チャレンジしてください!

スクールは、初めて受講される方もセミナーを受講された方も、申し込みが可能となります。
※申込期間は終了しましたのでレポートおよびアーカイブをご覧ください。ぜひ、同じ悩みをお持ちの方はご覧ください。

プレゼンのプロ直伝!「伝わる」プレゼン資料デザイン レポート一覧



髙橋さんがセミナーでもオススメしていたUDフォントを気軽にOfficeアプリで使うなら、MORISAWA BIZ+がおすすめです。詳細はこちら

また、企業、自治体、団体、学校組織としてUDフォントの活用を検討される方は、下記よりお気軽にご質問ください。

髙橋さんのYoutubeチャンネル「ザ・プレゼン大学」ではプレゼンのノウハウを発信しています。ぜひ、プレゼンスキルの向上を目指される方はご覧ください。

プレゼン資料劇的ビフォーアフター⑬ 情報の整理はこうやる!テキストを「とりあえず囲む」のはNG!