「伝わる」プレゼン資料作成のスキルアップを目指せるプログラムとして、7月から髙橋惠一郎さんをゲストに迎え実施する企画はスクールに入りました。今回は、9月28日(水)に開催した「プレゼンのプロ直伝!「伝わる」プレゼン資料デザインスクール(2回目)」をレポートします。
フォーム登録後にできること
- スクールアーカイブ動画の視聴(期間限定)
- 髙橋さんの作成したパワーポイントスライドのダウンロード
セミナーレポート
今回の課題は表組みスライド
スクール前半は、事前に受講者から「伝わる」プレゼン資料を目指し編集・提出いただいたデータをピックアップし、アドバイスをします。後半は、髙橋さんが課題のスライドデータをリメイク実演します。
第2回目の課題は表組みスライド
サービス概要から、数値の比較など幅広く活用できる表組みを活用したスライド
参加者の声
次回、表組みスライドを作成する際は、一つの表の中でも文字のフォントや色を変えたり、項目の工夫を取り入れたいです!
ただ綺麗な表を作るだけではなく、データの並べ方や、フォントや色などで伝えたい情報を目立たせるなど、あらゆる角度から考えて作らなければならないのだと感じました。
講師の方のベスト解答を見て「見やすさ・伝わりやすさ」の共通認識が持てたことで、確信をもって部下の指導などに活かせると思う。
パワポの小業をいろいろ知れた点は非常に有意義でした。デザインを考えるのではなく相手に何をどう伝えたいかを考えることが重要であると感じました。
スクールに初めて参加の方も、2回連続参加の方も満足いただけました。
課題のピックアップ&アドバイス
ゲスト講師の髙橋さんがコメントでアドバイスし、モリサワからフォント周りの質問に回答をしました。
課題提出いただいた方からは、多くの悩みを共有いただきました。スライドを共有しながらこれらの悩みにもアドバイスをいただきました。
表の項目のテキストが二行にならないようにフォントサイズを調整したのですが、この判断は正しいのでしょうか。
もう少しメリハリをつけたいのですが、改善点を教えてください!
表の配列について、どのような並びがわかりやすいのか悩んだので教えてほしいです。
髙橋さんコメント
表組みの罫線をなくすことで、情報がすっきり見えます。しかし、情報がごちゃついて見えてしまうデメリットもあるので、注意が必要です!
デフォルトの吹出しに苦戦されている方が多かったため、髙橋さんにスタイリッシュな吹き出しの作り方をハンズオンで教えていただきました。気になる方はアーカイブでご覧ください。
また、吹き出しの中のフォントを『変更し忘れ』はよくあるミスなので要注意です。
髙橋さんコメント
表組みの中でメリハリをつけるならば、間違えなくウエイトを活用することをお勧めします!
プランのゴールドを一番目立たせるのであれば、もっと太いウエイトを使うと良いでしょう。また、ゴールドを目立たせるためにその他のプランの文字色をグレーにしていますが、その他のプランも説明することを考えると文字色は黒にしたほうが良いですね。
今回のスクールでは教職員、教育学部の方も多く受講いただいており「UDデジタル教科書体」でスライド作成される方も多かったので、モリサワからUDデジタル教科書体の紹介とともに、飾りありの「1」についても解説しました。
この他にも複数の課題をピックアップしました。気になる方はアーカイブをご覧ください。
髙橋さんがリメイクを実演
後半は髙橋さん自ら課題データをリメイクし「伝わる」プレゼンスライドの作成作業を実演いただきました。
視聴いただいた方からは「表の入れ替えにエクセルを使うのは目ウロコでした!」「情報の取捨選択の考え方が理解できました!」「コンデンス書体の使い所が学べました!」とのお声もいただき、課題へのアドバイス内容が網羅された実演でした。
実演内容
- 表の項目の並びを考えて、必要であれば変更(ExcelとPowerPointを利用)
- フォントの一括変更
- 重複の削除
- 強弱の付け方(フォントのサイズとウエイト)
- 色の変更
- セル幅とフォント変更(コンデンス)
フォーム登録後にできること
- スクールアーカイブ動画の視聴
- 髙橋さんの作成したパワーポイントスライドのダウンロード
ゲスト講師|髙橋 惠一郎(たかはし けいいちろう)氏
チャンネル登録者数 10万人の『ザ・プレゼン大学』を運営。プレゼンの内容作りや資料デザイン、伝達技術まで、プレゼンに関するトータルなコンサルティングを手掛ける。最新著書『ビジネスで使える順 世界一やさしいPowerPointの神ワザ見るだけノート』(宝島社)が発売中。
次回スクールは「手順・ステップ」
第3回目のスクールでは、よくあるプレゼンスライドの「手順・ステップ」を課題として用意しました。また、最終回ということもあり、受講者の皆様が普段作成されているスライドもお受けします。
スクールでは、3回ともみなさんが取り扱うことが多いジャンルのスライドを用意しました!課題を実施いただき受講いただくと、よりプレゼンスライド作成スキルが上がるので是非、チャレンジしてください!
スクールは、初めて受講される方もセミナーを受講された方も、申し込みが可能となります。
※申込期間は終了しましたのでレポートおよびアーカイブをご覧ください。ぜひ、同じ悩みをお持ちの方はご覧ください。
プレゼンのプロ直伝!「伝わる」プレゼン資料デザインレポート一覧
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また、企業、自治体、団体、学校組織としてUDフォントの活用を検討される方は、下記よりお気軽にご質問ください。
髙橋さんのYoutubeチャンネル「ザ・プレゼン大学」ではプレゼンのノウハウを発信しています。ぜひ、プレゼンスキルの向上を目指される方はご覧ください。