研修

2022.03.24

茨城県行方市 玉造中学校「伝わる」プレゼンデザイン研修レポート

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2021年12月16日、茨城県行方市の玉造中学校の生徒さんに向けて、株式会社モリサワが「伝わる」プレゼン資料のコツの講義を行いました。茨城県行方市では、GIGAスクール構想端末(生徒パソコン)に公共団体向けUDフォントを導入し、一人一人が「伝わる」情報発信ができるように人材育成をしています。その一環として、今回の講義を企画いただきました。

 玉造中学校では「わたしたちの未来〜郷土を調べ、未来を想像しよう!〜」と題し、総合学習の時間を使い、生徒一人一人が行方市の魅力について調査し、発見した内容をプレゼン資料にまとめ発表します。プレゼン資料ではUDフォントを活用するだけでなく「伝わる」資料作りを目指しました。

プレゼン資料をブラッシュアップでパッと「伝わる」情報に

講義や講師のアドバイスをもとに、ブラッシュアップをした2チームのプレゼン資料を紹介していきます。

Aチーム

リメイク前

リメイク後

「伝わる」プレゼン資料ポイント
  • 紹介したい「雪美堂」の店舗名が目に飛び込んでくるスライドになった。
  • 情報整理ができたことで、目線を自然に下に移動すると詳細が読めるようになった。

Bチーム

リメイク前

リメイク後

「伝わる」プレゼン資料ポイント 
  • 「リメイク前」では、文字の大きさの工夫はありましたが、「リメイク後」ではUDフォントのゴシック体に変更して、小さい文字も誤認せず読めるようになった。 
  • 行と行の余白をしっかり取ることで読み心地もよく内容が順序立てて理解できるようになった。

リメイク前

リメイク後

「伝わる」プレゼン資料ポイント
  • 紹介したい「雪美堂」の店舗名が目に飛び込んでくるスライドになった。
  • 情報整理ができたことで、目線を自然に下に移動すると詳細が読めるようになった。

生徒たちの反応

講師が「プレゼンとは誰のための情報でしょうか?」「プレゼンとは、いくつの情報からできている?」と問いかけると、声をあげ元気よく回答する場面もあり、冒頭から“知りたい”という意欲が生徒の皆さんから感じ取ることができました。  

実践的なプレゼンデザインのパートでは、なぜ読みやすくなるのか、なぜ見やすいスライドになるのか考えながら、ノウハウを学んでいきました。

その後、タブレットで講師から配布されたサンプルのパワーポイントデータを開き、「伝わる」プレゼン資料を自分自身で作っていく「ワーク」を体験しました。  友達同士で、協力しながらフォントの種類を変える方法大きさを変える方法行間を広げる方法などシェアし作業を進めました。  

最後に、講師が実際にデータを作る様子を見ると、「見やすくなった!」と声が上がり、80名が一体となった授業となりました。

モリサワ講師
モリサワ講師

課題に取り組んでいただいた生徒の皆様、ありがとうございました。みなさんの郷土愛が伝わる資料になり、とても嬉しいです。

伝える相手のことを考えて、「フォント」そして「レイアウト」を意識的に選択することの大切さを忘れず、これからのプレゼン資料作成に活かしてもらえればと思います!


行方市様のように、公共団体向けUDフォントプランをご契約いただいた自治体様には、特別価格でフォントを提供するだけでなく、より導入意図に沿った形で活用いただくためのご提案をさせていただきます。

「伝わる」UDフォントの講義に興味のある学校様や、公共団体向けUDフォントプランに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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