コラボ企画

2019.07.18

学生が町の課題を解決する!!「産官学連携プロジェクト」〜自治体の課題解決プロジェクト in 長野県小谷村〜

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チームラボセールス株式会社(東京都・文京区)は「自治体課題解決プロジェクト」と題し、長野県小谷村・武蔵大学(東京都・練馬区)・株式会社モリサワ(東京都・新宿区)と産官学連携プロジェクトを企画・主催しています。

今春、学校コラボ企画では新たな取り組みがスタートします! 

長野県小谷村は、武蔵大学(東京都練馬区)・株式会社モリサワ(東京都新宿区)と産官学連携で「自治体課題解決プロジェクト」をスタートしました! 

学生が自治体の「リアル」な課題解決のための方法を企画 

今回のプロジェクトは自治体が抱えている地域の「リアル」な課題を知り、その課題を学生の新鮮な視線で企画を立てるという内容です。
先日、武蔵大学にて参加希望者に向けたプロジェクトの説明会が行われました!

プロジェクト概要を真剣に聞く、武蔵大学の学生のみなさん

説明会では実際に小谷村役場の職員の方から、村の紹介と現状をお話いただきながらプロジェクトメンバーに考えて欲しい課題の共有が行われました。 

企画を考えて伝えるだけではなく、「伝わる」内容を考案

今回、参加する学生のみなさんは企画を考えるだけで終わるのではなく、考えた企画を資料にアウトプットをし、村の方々に向けてプレゼンを行います!
真剣に考えた企画に関して、より伝わる資料作りをサポートするのが、フォントスイッチプロジェクトを運営しているモリサワ。 

フォントを作っている会社だからこそわかる、文字を通しての企画の説得力について学生のみなさんにセミナーを行います。
参加者のみなさんはMORISAWA BIZ+の収録書体であるUDフォント(ユニバーサルデザインフォント)を使い、「伝わる」プレゼンを作ってもらう予定です。

今後は現地視察も予定 

今後、プロジェクトメンバーは、より「リアル」な課題を把握するために、実際に小谷村に出向き村民・事業者の方のお話を聞く現地視察を行います。
説明会の時間が経つほどに、学生のみなさんの目が真剣になっていきました。

 次回は、小谷村の「リアル」に学生メンバーが触れる現地視察の模様をお届けいたします。
是非ご覧ください! 

今回のプロジェクト参加事業者
・長野県小谷村
・武蔵大学
・株式会社モリサワ

 5/11~5/12の2日間、学生メンバーは長野県小谷村の現地に行って、実際に村の様々な方から現状・取組を視察してきました。 

前回のオリエンで学んだ小谷村に学生メンバーが集合しました。  

南北に40キロメートに縦長で広大な土地をもつ、小谷村。北から徐々に南に車で移動しながら集落で活動される方のお話をうかがい、実際にヒヤリングすることで村の「リアル」を理解します。 

大網農山体験交流施設(つちのいえ)

施設運営の前田さんの案内で、集落のこと、なぜ前田さんが「つちのいえ」を始めたのかなど説明を受け、小谷村の大自然を体で理解しました。 

▲5分も歩けば、大自然が広がります。あそこに見えるのが「雨飾山だよ〜」と、前田さん。

▲熊の毛皮。剛毛な毛だが、触るとツルツル!

▲雨飾山をバックに

道の駅おたり

小谷村の道の駅では、歴史や道の駅の雇用についてまで深くお話しいただきました。

▲この奥地で大好きな道の駅2017ランキングにて19位なったことは、光栄だと代表取締役の幾田さんが話します。 

▲真剣にメモを取りながら、幾田さんのお話しを聞きます。 

▲不明点はその場で解決! 

▲もちろん道の駅では美味しいご当地グルメも堪能しました!
 満足度を高めるために、様々な工夫をしていることを学生メンバーに教えていただきました! 

玉泉寺(中谷郷)

南北に長い村の中央にある中土。中谷郷で生活をされているみなさんの取組を昨年再建された玉泉寺でお話をうかがいました。

▲玉泉寺

▲柴田さんと太田さんがご用意いただ資料には、小谷村への想いが詰まっていました。 

 2つの国立公園や、日本百名山の一つ「雨飾山」があり、豊かな自然が自慢の小谷村。一方、自然の災害(雪崩、崖崩れ、土砂くすれ)との戦いであったと小谷村の歴史を学びました。 

小谷村郷土館

館長さんから、小谷村の文化についてレクチャーをいただきました。立派な茅葺き屋根の郷土館は、まさに文化の継承が行われている証です。
なんと、恐竜の足跡の化石も! 

▲視察も終盤に。郷土とは、何か改めて実感! 

▲今日、視察した箇所を地図で確認しながら振り返り!  

ホテルグリーンプラザ白馬

冬は4メートルの雪が積もる、小谷村はいくつものゲレンデがあります。
冬になると大盛り上がりなスキー場を持つホテルグリーンプラザ白馬を視察します。 

▲森の中をスキーできることで海外のお客さまの割合が年々ましていると、お話しいただくのは、奥澤さん。 

2日目

昨日、小谷村を存分に体験したメンバーは、2日目は宿泊先で、村の取り組みに関わるみなさまから、取り組みについてレクチャーをいただきました。 

▲小谷村について(小谷村 特産推進室 田口さん) 

▲栂池高原の宿・観光について(フロントステージ 猪股さん)

▲栂池高原スキー場について(白馬観光開発株式会社の山岸さん) 

▲山岸さんが手がけるアクティビィティ

▲栂池自然園について(株式会社おたり振興公社の幾田さん) 

▲小谷村の観光宣伝について(小谷村観光連盟の山中さん)

この2日間、村のために活動されているみなさまから、小谷村の魅力、そして、村が抱える課題・問題もしっかりとお伺いすることができた、濃厚な2日間となりました。

疑問に思ったことは、その日のうちに質問し、自分たちの考えをアウトプットする姿がみられる充実した視察となりました。

▲メンバーは移動中も、どんな企画を立てるかの話で盛り上がっています!

次回はいよいよ、小谷村への企画を組み立てブラッシュアップしていきますので次回もお楽しみに!

1泊2日で小谷村に現地視察に出向いた学生メンバーは、東京に帰ってすぐ、記憶が新鮮なうちに現地視察で感じたことの整理にとりかかりました。

お題は「視察を通じて感じた小谷村の強み・弱みとは」。
初めて訪れた場所で、現地の方からいろいろな話を聞いていくなかで客観的に感じたことを各自シートに記入してもらいました。

同じ視察行程でも、メンバー毎に違った意見が多く出ていました

この各自が書いた強み・弱みの部分を踏まえて、「強みを活かすにはどうしたらいいのか?」「弱みを克服するにはどうしたらいいのか?」といった内容を各チームで意見を持ち寄って、企画を立てていきます。

真剣に取り組む学生メンバー

今回、学生メンバーが考えた企画は再び小谷村で村の方々にプレゼンを行います。
プレゼンにあたって、スケジュール管理なども大事になってきます。
そこで企画を立てる上でのスケジュール管理の大切さをチューターであるチームラボセールスのメンバーからのレクチャーがありました。

先輩社会人からビジネスの基本を学びます

早速、仲間割れが勃発!?

後半はチームに分かれて、企画のコンセプトやターゲット選定など骨子づくりに取り掛かります。

視察で撮影した写真、いただいた資料、話を聞いた際にとったメモを見ながら各チーム企画の中身を詰めていきます。

資料を読み返す学生メンバー

学生メンバー同士、コミュニケーションをとりながら企画を詰めていくのですが、チームによっては意見が食い違い前に進まなかったり…。

それだけ「自分たちが考える企画を村の方には納得してほしい!」「この村の課題を解決したい!」という熱意が伝わってきます。

内ではなく外の意見にも耳を傾ける

最後には、各チームでどのような企画で進めていくかの発表をしてもらいました。

自分のチームの企画だけ集中して考えるのではなく、他のチームの企画も聞き、共有することが大事になってきます。
「この学生メンバー全員でプロジェクトをやり遂げる。」
そこで改めてチームで仕事・プロジェクトを行う大切さを学びます。

他のチームの企画を聞いて気づいた点のメモをとる学生メンバー

発表まであと約1ヶ月…!

小谷村での発表まで約1ヶ月となりました。
学生メンバーはこの後企画の深掘りをしながら、村の方にプレゼンを行うための資料づくりにも取り掛かっていきます。
頭で考えていたものをどのような形で資料に落とし込んでいくのか今から楽しみです!

今回のプロジェクトについて、今後もレポート致しますので是非ご覧ください!

今回のプロジェクト参加事業者
・長野県小谷村
・武蔵大学
・株式会社モリサワ

前回、視察を経て各々が感じた小谷村の強み・弱みを出し合って、その意見を元に実際に村の抱えている課題を解決するにはどのような企画が良いのかを話し合った学生メンバー。
実際に企画案をプレゼンテーション資料に落とし込む段階に入りました!

学生メンバーが作ったプレゼン資料に対して、「株式会社モリサワ」スタッフが「文字を通じて社会に貢献する。」というコンセプトのもと、添削・アドバイスを行います!

「伝える」から「伝わる」資料づくりへ

今回、学生メンバーが考案した企画については実際に小谷村で村民の方に提案をするプレゼンテーションを行います。
しかし、せっかく良い企画案だとしても発表の際に聞いてくださっている村民の方へしっかりと想いが「伝わる」ものでないといけません。

まずそこでモリサワのサポートスタッフが、実際に文字・フォントがどのような役割を果たしているのかを学生メンバーにレクチャーしました!

資料づくりをする上で、今回のセミナーは一字一句聞き逃せない重要なことばかり!
学生メンバーも真剣な表情で聞き、メモを走らせます。

資料作りに大切なのは「相手の立場に立って考える」

文字・フォントが持つ役割について説明を受けた後は、実際に制作しているプレゼンテーション資料を添削していきながら、より見やすい資料づくりのレクチャーを受けました!

ほんの少し、フォントに意識を持つだけで同じ内容の資料も伝わり方が変わります。

説明をする対象の方は、同世代なのか?はたまた高齢の方なのか?
「一番伝えたいことって?」「当日の会場の様子は?」など…。
学生メンバーは「発表会当日のことを想定しながら資料作りは大切だ。」というモリサワのサポートスタッフの方からアドバイスをもらいました。

よりよい企画を目指して後半戦スタート!

学生メンバーの発表も残り2週間!
セミナーを受けて、各チームさらに議論に加速が増してきました。

今後も学生メンバーの動きに注目していただきながら、当プロジェクトの今後にご期待ください!

いよいよ発表まで2週間を切り、企画書も大詰めの段階に入ってきました。今回は企画を考えるだけでなく、それを小谷村の方々にプレゼンテーションをしなければなりません。
そこで急遽各チームに、ここまでの内容をプレゼン形式で発表してもらうことになりました!

普段から大学の授業やゼミで成果の発表は行っているものの、今回のような企画のプレゼンテーションは初めて。突然の要望に焦りながらも、各チームでミーティングをして準備を行い、プレゼンに挑みました。

トライしたからこそ、見えてくるもの

いよいよ発表のスタート。寸劇のような掛け合いを行いながら発表をするチーム、発表を代表者に任せて全員でサポートに回るチーム、全員が順番に説明していくチーム。

荒削りながらも、なんとか自分たちの企画を伝えようとする、真剣な気持ちが伝わってきました。

トライしたことで見えてくる部分は多々あり、発表の仕方や企画の内容まで、本人たちも発表をしたことで新たな気付きがあった様子。ビジュアルや魅せ方など、思考しながら他チームの発表も真剣に聞いていました

自分たちの気持ちが「伝わる」ようにするために

発表を踏まえて、前回と同じく「株式会社モリサワ」スタッフの方が、「文字を通じて、社会に貢献する。」というコンセプトのもと、学生メンバーの企画書に対してアドバイスを行ってくれました!

「最初に作った企画書からは格段に良くなった!」という言葉をいただき、喜ぶ学生メンバー。

それでも「伝える」ためには、まだまだ出来ることがあると、今回は「色使い」を中心にアドバイスをしてくれました。

チームラボセールススタッフから、企画の組み立て方や資料の順番などのアドバイスも行われ、多くのフィードバックに頭がパンパンになりながらも、「なんとか自分たちの考えた企画を伝えたい」という一心で、必死に頭を回転させます。

次回、いよいよ最終回!小谷村でのプレゼンテーション

4月から行ってきた今回のプロジェクトも、次回の小谷村でのプレゼンテーションで最終回となります!

企画内容を詰め、プレゼンの準備を行い、3ヶ月の集大成を見せるとき!学生メンバーとサポートスタッフ一丸となり、良い企画を届けられるように努めます!

最後まで、学生メンバーと当プロジェクトの今後にご期待下さい!

前回、企画内容とプレゼンテーションの書体やレイアウトのフィードバックを受け、各チーム、さらなるブラッシュアップをして最終プレゼンに臨みます!

最初の視察を経て、各チームがだすアイディアは、どれも小谷村の方々には、新鮮です。

審査委員は以下の5名! 

その他にも、本プロジェクトにご協力いただいた方、総勢20名が各チームのプレゼンテーションを聞いてくださいました。 

  • 小谷村役場 村長 中村さん 
  • 小谷村役場 観光振興課 関さん 
  • 武蔵大学 社会学部 教授 松本さん 
  • 株式会社モリサワ 小野さん 
  • チームラボセールス  中道さん 

各チーム、与えられた制限時間内で、自分たちの企画をスライドで発表します。 

■審査員からの質疑応答 

プレゼンテーションの終了後、審査員の方々から気になる点の質問へ。
審査委員の視点からの質問に、用意してきた答えを言える場面、戸惑う場面ありましたが皆、なんとか乗り越えました! 

中村村長からは 

「小谷村を『おたりむら』と、読めないことは何十年も住んでいる私たちには想像もつかない視点で、参考になる!」とお褒めの言葉をいただきつつ、この根拠についてより深い情報を求められました。 

■全員でフィードバック 

無事、全てのチームの発表が終了後、審査員が各チームのテーブルを周り、フィードバックを行いました。 

一気に、緊張も溶けた様子の学生メンバー。
審査員からの労いの言葉に、笑顔がこぼれます。 

ただ、この3ヶ月の間に、小谷村の問題解決に企画と資料作りに励んできた学生メンバーはこのフィードバックの機会も無駄にはせず、審査委員からの言葉をしっかりメモし自身の活動に活かそうという、前向きな姿が見られました。 

■審査発表 

いよいよ、審査員の採点の集計も終わり審査発表です!
本プロジェクトでは優秀賞とモリサワ賞の2つを用意しました。 

まずは、優秀賞の発表です!
選ばれた学生メンバーは、少し驚いた様子で前に出ます。中村村長より、表彰状の授与がとり行われました。 

そして、モリサワ賞の発表。モリサワ賞はプレゼンテーションの企画だけでなく、書体選びやレイアウトなど、伝わる資料作成面で優秀なグループに送られます。 

 賞をいただいたメンバーには小谷村の特産物の「雪どけサイダー」や「野ぶたカレー」が副賞として送られました! 

■振り返り 

最後に、中村村長より「皆様からいただいた企画は、小谷村にとってどれも刺激的でありました。今後はこの企画を小谷村のものにしていきます!」と、宣言いただきました。 

学生メンバーは、この日のために、時間を作り手分けしてより良いものを目指してきました。その苦労もこの一言で報われたに違いありません。 

学生メンバーが作成したプレゼンテーション資料は、回を増すごとに「伝わる」情報へとブラッシュアップしていきました。以下はほんの一例です。 

↑Before 

↑After

↑Before 

↑After 

このプロジェクトでご協力いただいた多くの方々へ感謝いたします。 

協力会社
株式会社モリサワ:書体選択、レイアウトについて
チームラボセールス 株式会社:企画内容について 

 そして、このプロジェクトが広がりを見せてくれることを期待して最終回とさせていただきます!