専門学校日本デザイナー学院
銭谷裕子先生
専門学校日本デザイナー学院様では、長きにわたり、モリサワのフォントを学生さんのクリエイティブ活動の中でご活用いただいています。
今回は、学びの分野に関わらず、在籍される学生みなさんの個人PCに教材として製品をご導入をいただいていることへの思いや、新たに教育機関に向け提供を開始するプランへの期待について伺いました。
Q.専門学校日本デザイナー学院で学べること・重視していること
専門学校日本デザイナー学院は、1963年にデザイナー・クリエイターを育成する専門学校として創立され、多くの卒業生を輩出してきた伝統校です。 初心者でも安心して学べるカリキュラムを提供しています。
授業の8割が実技で構成されており、学生一人ひとりの個性を引き出す個別指導を重視しています。また、1コマ140分の授業時間を確保し、じっくりと実習や発表に取り組むことができる学習スタイルを採用しています。
さらに、業界の最新情報を取り入れた実践的な授業や企業とのコラボレーションを通じて、プロの現場で即戦力となるスキルを身につけることができます。学生の個性と創造力を最大限に引き出し、デザイン業界で活躍できる人材の育成に努めています。
Q.モリサワフォントを個人PCに導入する理由
プロの現場で使用される高品質なフォントに触れる機会を提供するため、モリサワのフォントを教材として導入しています。
フォントはグラフィックデザインだけでなく、イラストやマンガ、インテリアデザインなどの分野でも切り離すことができない重要な要素となるため、幅広い分野の学生に活用してもらいたいと考えています。
Q.学生にどのようにフォントを活用してほしいか
プロ仕様のフォントを使いこなす経験を積むことで、卒業後、即戦力として活躍できるスキルを身につけることを目指しています。
グラフィックがどんなに優れていても、使用するフォントが一つでもそのグラフィックに合わなければ印象やコンセプトが大きく変わってしまうぐらい、フォントはクリエイティブにとって重要な要素の一つです。
学生には、日常生活の中にあるフォントに常に意識や興味をもって注目し、どのようなフォントがどのような目的をもって効果的に使用されているのか観察・考察して、自身の表現に落とし込むことで深みのある学びをして欲しいと考えています。


過日開催された「OAC学生広告クリエイティブアワード2024」のモリサワ課題にも多くの学生さんにご参加いただき、日本デザイナー学院からは、見事3名の学生さんが入賞されました! 作品紹介記事はこちら
Q.新しくリリースされるMoriawa Fonts 教育機関プラン 学生ライセンスに期待すること
学生の間は、制約なく自由に多くのフォントを触れることに時間をかけることで、フォントの成り立ちやフォントデザイナーの意図を深く理解して学びに繋げてもらいたいです。
また、在学中から仕事や作家活動をしている学生も多くいる中で、学生価格でご提供いただけるプランで商用利用ができることには大変メリットを感じています。
モリサワでは、高品質なプロ仕様のフォントが使える充実した環境を用意することは学生の将来の可能性を広げることにつながると考えています。この度、商業利用がOKになったことで、学生さんの活動でより自由にモリサワのフォントをご活用いただけること、私たちもとても嬉しく思います。
今後もクリエイティブ活動をするすべての学生さんとそれを支援する教職員のみなさんを応援するとともに、より良いサービスの追求を続けていきます。
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