モリサワでは2021年7月~8月の3日間、教育現場で積極的にUDフォントを活用されている方々をお招きし、オンラインでのUDフォントセミナーを開催しました。
「誰一人取り残さない、質の高い教育を目指して」 をテーマに、小学校から大学までの英語教育の現場や外国人留学生への日本語教育など、「学び」の最前線をお話しいただきました。
今回は、Day1西宮市教育委員会様のレポート記事です。(記事:モリサワ 須田茉利江)
Day2、Day3
それぞれのセミナーレポートとあわせて、当日のアーカイブ動画もご視聴いただけます。
※動画視聴には、登録が必要になります。
これからのICT教育に役立つUDフォントの活用事例〜西宮市の活用事例
登壇者:西宮市教育委員会 教育研修課 担当課長 谷口 麻衣 氏、指導主事 吉田 将司 氏
実際に学校でUDフォントを導入いただいている西宮市からは、研修事業や学校情報化推進事業をされている教育委員会の谷口さん、吉田さんより、導入のきっかけや現場職員へのアンケート結果をご紹介いただきました。
西宮市がUDフォントを導入するまで
谷口さんには、MORISAWA BIZ+公共団体むけUDフォントプラン導入までの具体的な動きを共有いただきました。
予算策定の後にモリサワから情報提案を受け、一度導入チャンスを逃している状況で、どのように進めていったのかなどのお話をいただきました。
周囲の理解を得る段階では、UDフォント導入による「全ての人への恩恵」や、小学校外国語を教える際の「校務改善」がキーワードになったそうです。
また、「先生の負担も増えず、学生も学習が進む。 UDフォント導入により、誰もがちょっとずつ幸せになる」という言葉が組織全体の気持ちの根底にあることがとても印象的でした。
UDフォント浸透率81%の理由
吉田さんには、実際使っている教職員の方の浸透率や、今後UDフォントを使用したい場面など、導入後の活用状況についても、お話をしていただきました。浸透した今、先生方が作られるコンテンツは学びやすく、先生の負担が軽減されたものに変化していっています。
また、今回のアンケートでは教育現場にUDフォントを使用したいケースがまだまだ存在することがわかりました。
現在UDフォント導入に向けて動いている現場の先生、教育委員会の方にとっても、参考となるお話になったとお声をいただきました。
ぜひ詳細は、動画をご覧ください。