インタビュー

2023.02.28

【MORISAWA BIZ+】ユーザーレポート| 「伝わる」プレゼン資料編|谷口 明子 さん

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フォントスイッチプロジェクトでは、「伝える」から「伝わる」情報デザインについてセミナーや研修を実施しています。
今回は、プレゼン資料をテーマに、UDフォントの活用方法とノウハウを習得された方の声をお届けします。

 亀岡市 環境先進都市推進部 環境政策課 谷口 明子 さん

MORISAWA BIZ+ と出会ったきっかけ

谷口 さんは環境先進都市推進部 環境政策課に所属し、チラシづくりをはじめさまざまな情報発信に取り組んでいます。広報職は未経験というなか、持ち前の探究心でモリサワのセミナー受講をきっかけでUDフォントを使い出したとのこと! 谷口さんが受講したオンラインセミナーの概要やレポートはこちら

「伝わる」資料作りへの道 文字にメリハリをつければ情報が伝わりやすくなる

文字に強弱をつける「ジャンプ率」など、いろいろなセオリーを課題で体感できたのはよかったですね。 

たとえばプレゼンのスライドも「タイトルは一番大きく」「見出しはやや大きめに」「本文は小さく」と、ジャンプ率を意識すれば情報がスッと目に入ってきて見やすくなります。 

また、人間の視線は左から右へ「Z型」に動くことも初めて知りました。確かに普段を振り返ってみると納得なのですが、人の目が留まりやすい「画像を左」に置き、「文字を右」に配置すると、やはり見る人は情報を瞬時に捉えやすくなります。  

こうしたスキルを使った資料と、1年半前に作成した資料を改めて見比べたところ、自分でもその違いに驚きました(笑)当時はそれが良いと思っていたのが、不思議なくらいです。 

より多くの方にとって読みやすくなるよう工夫されたユニバーサルデザインフォント

セミナーでは、レイアウトのノウハウだけでなくUDフォントについても詳しく知ることができました。

なかでも私が特に共感したのが「UDデジタル教科書体」です。  

子どもたちが文字を学ぶ際に使われる書体が「教科書体」と言うジャンルのフォントだそうで、この教科書体をより多くの子どもたちに学びやすいように開発されたのが「UDデジタル教科書体」とのことでした。特に、「ディスレクシア」と呼ばれる特性を持つ子どもにも効果があるフォントだと知った時には文字の力はすごいと感動したのを覚えています。セミナーやそのほかモリサワさんのYouTubeで開発背景を聞き、「やさしさあふれるフォントだな」と好きになりました。  

一方的な情報発信ではなく相手に「伝わる」よう意識すること

「デザインは、コツを知っているか知らないかだけです」と広報専門家の佐久間さんは話されていましたが、確かにそうだなと感じます。7対3の法則やジャンプ率、UDフォント、コンデンス書体などを知っているか知らないかによってかなり大きな差が出てきます。  

また、自治体の実情をよくご存じの佐久間さんは「アリバイ広報は、情報を発信していなのと同じです」とも言われていました。自治体は不要なトラブルを回避するために可能な限り情報を載せることがよくあります。ですが、情報がギュウギュウに詰まったチラシや広報紙を見た人は、なかなかその内容を理解できない・・・。 

アリバイ広報のように一方通行ではなく、「どうやったら相手に伝わるか?」を常に意識することは、レイアウトのテクニックと同じくらい重要だということを学びました、これは仕事だけではなく日常生活にも役立つことであり、それを周りの人たちに知ってもらいたいと心から思うようになりました。 

モリサワ
モリサワ

インタビューへのご協力ありがとうございました!
谷口さんがお勤めの亀岡市役所では「BIZ UDゴシック」や「BIZ UD明朝」をメインで使用するようになったそうです!これからは「伝わる」資料作成ノウハウを周りの皆さんにも広めてください!

「伝わる」資料作成に興味がある方はセミナーレポートやフォントサービスサイトをご確認ください。

「プレゼンのプロ直伝!UDフォントを使った伝わるプレゼン資料デザインセミナー&スクール」レポート&アーカイブはこちら

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