「伝わる」広報資料作成のスキルアップを目指すプログラムとして、8月からは佐久間智之さんをゲストに迎え実施する企画は、スクールに入りました。今回は、11月2日(水)に開催した「広報のプロ直伝!広報資料の作り方、発信のコツfor School(3回目)」をレポートします。
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スクールレポート
ゲスト講師|佐久間 智之(さくま ともゆき)氏
PRDESIGN JAPAN株式会社代表取締役。PR TIMESエバンジェリスト。総務省 地域力創造アドバイザー。元公務員で在職中に全国広報コンクールで内閣総理大臣賞受賞。自治体の広報アドバイザーや広報、PR、デザインの研修講師として活動中。『Officeで簡単! 公務員のための「1枚デザイン」作成術』(学陽書房)など著書多数。
参加者の声
7:3の法則とか、タイトルや本文のフォントサイズや行間の取り方など、見やすくパッと入るためのこつを色々教えていただきありがとうございました。
他の受講者の方の作品を拝見でき、自分も含め具体的にコメントいただけたことが、大変参考になりました。まだまだ初心者なのですが、今回学んだことを思い出しながら、少しずつでもレベルアップしていきたいと思います。ありがとうございました。
職場でチラシ等を作っていますが、徐々に良いものができるようになってきました!本当にありがとうございました!
今回も宿題のクリニックから実演、デザインのポイント伝授と盛りだくさんの内容となっております。
気になる方は、是非アーカイブをご覧ください。
課題のピックアップ&アドバイス
2回目のスクールでは、住民に向けたご案内の文章(Wordで作成を想定)が宿題でした。受講者の皆様には、宿題のデータを「伝わる」案内文章なるようリメイクいただき提出いただきました。
たくさんの応募をいただきました中から、ピックアップして佐久間さんがコメントでアドバイス。最後に佐久間さんが宿題データを編集しお手本を共有するという構成です。
今回の宿題|チラシ
毒々しい色の配色など決して見やすいと思えないチラシですが、こちらをぱっと見やすくしていくのが宿題です。
Pick upとレクチャー
多くの方に宿題に取り組み、投稿をいただきました。ありがとうございます!
このレポートでは特に気をつけたい2点をお伝えします。
メリハリは文字もイラストも
グラデーションをどうしても使ってしまいがち……という受講者さんへのアドバイスは、読ませる文章に囲みを入れずに画面を上下に割ってしまえば良いとのこと。
さらに、イラストも大きくするなどビジュアルも思いっきり大きくしてしまった方がぱっと見た時に注目されるチラシになります。
またタイトルの文字に枠線を太くする方法で袋文字を作っていますが実演で読みやすい袋文字の作り方をレクチャーいただきました。
ジャンプ率ができているので更なるレベルアップにはウエイトを駆使しよう!
「ジャンプ率」は多くの方が緩急つけられていました。BIZ UDゴシックはウエイトが2種類です。BIZ UD新ゴはウエイトが5種あるのでより目立たせたい時はBIZ UD新ゴのラインナップを使うと良いとレクチャーいただきました。
LINE感を出すために、読む情報の背景をLINEと同じグリーンにすると統一感がでますとのこと。こちらは実演でもご紹介いただきました。
佐久間さんがリメイクを実演
リメイクステップ
- 読む情報のスペースを作る
- Z型の目の動線順に情報を配置する
- アイキャッチは大きく
- テキストはそのまま
- 色を整える
- スポイトで任意の色を設定
- 色数を抑える
- 文字を整え、文字のメリハリをつける
- 小見出しのオブジェクトを作り文字の位置を調整する
- 色に合わせて白抜きなど調整
- 見出しの袋文字を作り強調する
見出しの袋文字は、枠線を太くするのではなく二つのテキストを重ねることでグッと視認性も良くなり「伝わる」チラシになります!方法は実演をご覧ください。
全てのステップが終わると、背景色を変えることで印象を変える実演までしていただきました。細かい調整の技が受講者からは、好評でした。
人が自分に関心があるかないかを判断する時間はどれくらいでしょうか。
この情報を知り、人を惹きつける考え方など動画では解説もいただきスクール中にいただいた質問にも臨機応変にお答えいただき充実した1時間となりました。
見出しは何文字くらいまでにしたほうが良いなどアドバイスが欲しいです!
見出しは15文字前後が良いですね。(縦組、横組で若干の印象の違いがあります)また3行を超えるのは本文やリード文とのメリハリがつかなくなるのでテキストの削除や言葉の置き換えで調整することをお勧めします!
最後に
今回をもちまして3回のスクールは終了となります。いかがでしたでしょうか。
広報のプロである佐久間さんを招いたオンラインセミナー&スクールには多くの反響をいただきました。ぜひ、過去のレポートやアーカイブでご自身の「伝える力」のレベルアップにチャレンジしてみてください。
スクールでは、3回とも広報活動で取り扱うことが多いコンテンツを用意しました!ぜひ、宿題にチャレンジいただくことで、より実践で学べます!
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一連のセミナーレポートも併せてご覧ください。
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