ビジネスシーンですぐ実践できるプレゼン資料のデザインルールやフォント選びのコツ、UDフォントの有効性について紹介する、「プレゼンのプロ直伝!伝わるプレゼン資料デザインセミナー~明日から使えるフォントとグラフのデザインルール〜」を開催しました。
セミナー参加者からは、「実用的な内容で、すぐに活かせそう」「なるほど!と何度も頷きながら聞きました」「フォントの大切さを再認識した」などの、うれしい声をいただいています!
セミナー講師プロフィール:
PRESENTATION PLANNING 髙橋 惠一郎 氏
プレゼンテーション・プロデューサー。プレゼンの内容づくりや資料デザイン、伝達技術まで、プレゼンに関するトータルなコンサルティングを手掛ける。これまでに、年商数億円から数兆円規模の大企業、中小企業において、新社会人から経営者クラスまで幅広い層を対象とした指導実績がある。自身の様々な成功&失敗体験を通じて構築した、表面的でない本質的なプレゼンメソッドが売り。
2019年よりYouTubeチャンネル「ザ・プレゼン大学」を運営。書籍に『いちばんやさしい資料作成&プレゼンの教本』(インプレス)。
セミナーのアーカイブ動画(一部抜粋版)を視聴したい方は下記よりご視聴いただけます。
動画の中では、フォントの活用方法やUDフォントについて紹介しています。
※動画視聴には、登録が必要になります。
セミナーレポート
このレポートでは、実際にセミナーに参加いただいた方の声とセミナー後に作成した資料をご紹介します。
事例1
株式会社 なの花中部 事業部 中林 裕子 様
業務で研修会や会社紹介などのプレゼンをする機会があり、限られた時間で情報を伝えなければいけないことに悩んでいました。以前から、講師である高橋さんのYouTubeチャンネルを視聴していたので、今回のセミナー中のワークが実践的でとてもためになりました。
UDフォントはセミナーに参加する前から知っていましたが、今回のセミナーで読みの速度や誤認回避率に影響があるなど具体的なメリットを教えてもらったことで、会社紹介の資料や薬局のポスターなど、自分で作成する資料をUDフォントに変更しました。
セミナー前の資料
改善すべき点
- 各コンテンツが揃っていないため、少しまとまりに欠ける印象
- 文字に影を加えているため、読みにくさがある
- 色味が強く、内容よりも先に色に意識がいってしまう
セミナー後の資料
良くなった点
- 各コンテンツを揃えたことにより、まとまりがあるスッキリとした印象になった
- フォントにUDフォントを活用し、加工を失くしたことで読みやすくなった
- 優しい色味に変更したことにより、内容に意識がいきやすくなった
事例2
東邦大学医学部 地域連携感染制御学講座 荻原 真二 様
以前から分かりやすい資料作成について悩んでおり、有償のプレゼン講座に参加した際に大学生や高校生が参加しているのを知りました。
若い世代が自主的にプレゼンについて学んでいることに、教員として、彼らの上司や先輩の立場になる身として危機感を覚えました。自分の周囲でも、相手に伝わる資料作りを学べる機会を作っていきたいと考えています。
今回のセミナーでは、ウェイト(文字の太さ)の活用やコンデンス書体に関する内容が、特に役立ちました。自分で作成する資料にも、早速活用してみました。
セミナー後の資料 複数のウェイトを活用
スライドのポイント
- 4つの太さの書体を使い分けた
- それによりメリハリが出て、一番太い数字の部分に目が行きやすくなった
セミナー後の資料 コンデンス書体を活用
スライドのポイント
- 文字を四角で囲う場合、通常のフォントだと文字数が多い場合は文字サイズを小さくしなければならない。しかし文字数に合わせて四角の大きさを変えると、全体のレイアウトが崩れてしまう
- コンデンス書体にすることにより、文字数が多い場合もそのままの文字サイズでレイアウトが可能
セミナー当日は、参加者からたくさんの質問をいただくことができました。いただいた質問への回答は、講師である髙橋さんのYouTubeチャンネルで回答しています。こちらのQ&A回答動画も、ぜひご覧ください!
【第1部】あなたの悩みもコレで解決!フォントに関する質問にビシバシ答えます!フォントセミナー質疑応答ライブ
【第2部】フォントに関する疑問、モリサワさんに聞いてみた!フォントセミナー質疑応答ライブ
また、今回のセミナーは「文字」と「グラフ」にフォーカスした内容でしたが、さらに「図形」や「画像」、「色」など、プレゼン資料の基本的なデザインルール全般について学びたい方は、髙橋さんの動画講座(有償)をご利用ください