コラボ

2018.06.22

東京コミュニケーションアート専門学校×モリサワ 産学連携プロジェクト

見出し: 本文:

2017年6月から、産学連携プロジェクトとして、モリサワと東京コミュニケーションアート専門学校(以下TCA)とのコラボレーション企画がスタート!

学生の皆さんのフレッシュなアイディアで、もっと多くの人のフォントのスイッチを“ON”にしていこうというこの企画。今回は、モリサワで使うノベルティグッズと、そのグッズをどのタイミングでどのように活用したら、もらった人がフォントの面白さや大切さを感じてくれるか?を考えていただきます。

まずは企画の前に、文字やフォントについてもっと知ってほしい…ということで、モリパス部顧問もTCAにお邪魔し、モリサワの歴史や、文字の選び方や読みやすい組版についてセミナーを行いました。

受講する表情は、真剣そのもの!

最後は、これまでのモリサワのノベルティを見ながら、(自分ならどんなノベルティだったら欲しいかな?)トークに花を咲かせました。

いざ、中間発表!

7月には、中間発表がありました。

ふせんやクリアファイル、キーボードシールなどのノベルティ、フォントで遊びながら学べるツール、ブログと連動したキャンペーン、などなど…。
各々メインターゲットを絞り、コンセプトを考えた上で、バラエティ豊かな提案をしていただきました!

初めてのプレゼンながら、堂々と発表していただいたTCAの皆さん。
「ノベルティに何故そのフォントを使ったのかも、説明できるようにしよう」
「企画書は、本文と見出しでフォントのウエイトを変えると、違いがわかりやすいよ!」
「もっとゴールに至るストーリーを練ってみよう!」
力作に、モリパス部顧問からのアドバイスにも熱が入ります。

今秋の最終発表に向けて、さらに企画をブラッシュアップし、ノベルティのモックアップを準備してくださるとのこと。 果たしてどんなノベルティが採用されるのでしょうか? 乞うご期待です!
(モリパス部顧問 須田)

学校法人滋慶学園 東京コミュニケーションアート専門学校
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西6-29-9
TEL: 03-3688-3421 FAX: 03-3877-2766
http://www.tca.ac.jp/creative/

もっと多くの人のフォントのスイッチをONにしていきたいという願いで始まった、東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)とのコラボ企画。 TCAの学生さんには、モリサワで使うノベルティグッズと、どう活用したらフォントの面白さや大切さを感じてくれるか?を考えていただきました。   前回の記事では、中間発表までの様子をレポートしました。今回は最終発表の様子と、「最優秀賞」と「企画賞」にフォーカスしてお届けします! 最終発表では、学生の皆さんに株式会社モリサワ 東京本社までお越しいただき、プレゼンテーションをしていただきました。自分でフライヤーや広報物を作るようになりました。

    企画をまとめたパネルとノベルティのモックアップが並びます。

  この日は、モリサワのノベルティを制作する部署、どのようなフォントを採用するか企画する部署も最終審査員として参加。

企業のプロモーションとして、適切なノベルティとなっているか、フォントの選定が適切かを、質問しながら見ていきます。

最優秀賞は「モリサワフォントのカスタマイズステッカー」に決定

厳正なる審査の結果、栄えある「最優秀賞」に選ばれたのは武本謙弥さん。 フォントの面白さを感じてもらうなら、まずはフォントのファンになってもらおうというコンセプトで、愛用のキーボードをモリサワフォントでカスタマイズできる「カスタマイズステッカー」と表情をキャラクター化した「ふせん」を提案いただきました。   ゴシック体、明朝体、デザイン書体とバラエティに富んだフォントの選択をしてくれたこと、「キーボード」という学生が毎日使うものを選定してくれたのが決め手になりました!

武本さん、素敵な企画をありがとうございます!  

実現化を目的とした企画賞は?!

さて、気になるノベルティを実際に実現化する「企画賞」に選ばれたのはトウ ギトウさん。 オノマトペをぴったりのフォントで表現した缶バッジと、オリジナルのオノマトペを募集できるコンテストサイトでのキャンペーンを提案いただきました。

  今回はなんと審査員からの参加型のキャンペーンの面白さを評価する声が多かったことにより、缶バッジ…ではなくオノマトペを好きなフォントで表現できるサイトを実現化することに。   そのサイトにつきましては、次回の記事でご紹介させていただきます。 お楽しみに!

東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)とのコラボ企画、前回の記事では、「最優秀賞」と「企画賞」作品のご紹介をさせていただきました。

「企画賞」では、トウ ギトウさんに企画していただきました「オリジナルのオノマトペを募集できるコンテストサイト」のアイディアを基に、好きなフォントで表現できるサイトを制作することとなりました。

オリジナルのオノマトペを投稿できるサイトが完成!

実際にトウさんとヒアリングを行い、デザインを詰めていきました。

そして実際に完成したサイトがこちら!
オノマトペを好きなタイプフェイスで表現できるということで、その名も「onomatype」(オノマタイプ)。

onomatype(オノマタイプ)

発信方法は簡単。
「オノマトペを投稿する」ボタンを選択すると、投稿画面に移ります。
onomatypeはWebフォントサービスのTypeSquareを利用しているので、フォントを搭載していない端末でも、オノマトペを入力すると、いろんな種類のフォントでフォントを見ることができます。

40種類以上のフォントから、(これだ!)と思うフォントが選べたら、選択してください。

吹き出しのデザインも、好きなものを選べます。
オノマトペのコンセプトを解説したら、投稿しちゃいましょう!

投稿した作品は、TwitterやFacebookでもシェアできちゃいます。

onomatypeは、東京コミュニケーションアート専門学校の卒業進級制作展「We are TCA」でもご紹介いただきました。
オノマトペからフォントに親しむことで、是非フォントの感性を“ON”にしてみてくださいね!