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2024.01.24

一行に収めたい時には「コンデンス書体」! って何?【MORISAWA BIZ+ Tips】

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今回は、文字をコンパクトに配置するのに役立つコンデンス書体について、機能や使い方をお伝えします!

パッと伝わらない、を解決

プレゼンスライドは、一枚のスライドの紙面の大きさに限りがあります。

  • できるだけ行を短くしてレイアウトしたい!
  • 表の中で文字列が長く2行になってしまう箇所があるので1行に揃えたい!
  • 出典を場所を取らずに記載したい!

そんな時に、次のようなことをやりがちです。

  • 文字サイズを小さくする
  • 文字間を詰める
  • 文字に長体の効果をかける

しかしこれらを行うと、文字が読みにくくなり、読みやすさから遠ざかってしまいます。

では、どうすれば読みやすさキープすることができるのでしょうか?
実はフォントを変更することで、読みやすい状態を保ったまま文字を収めることできるのです。

それが「コンデンス書体」です。

「コンデンス書体」とは

コンデンス書体とは、横幅が狭く設計されている書体のことです。

一般的な書体に変形をかけて横幅を狭くすると、文字のデザインが崩れて読みにくくなってしまいます。しかしコンデンス書体は、横幅を狭くしつつも、視認性・可読性を損なうことなく表示できるようにデザインされ、線の太さやバランスが読みやすいように調整されています。

MORISAWA BIZ+に収録されているコンデンス書体「BIZ UD新ゴ C80」「BIZ UD新ゴ C60」は「BIZ UDP新ゴ」のデザインを基準とし、「BIZ UDP新ゴ」の文字の幅が100%とすると、それぞれ80%と60%の幅で設計された書体です。

コンデンス書体を使うと、横幅が狭い分コンパクトに文字をレイアウトすることができ、なおかつ読みやすさも損なわれません。

下図の表では、コンデンス書体を使うことで2行の部分が1行になりました。セルの高さが揃ったことで、表全体が整って見えます。

コンデンス書体はどんな時に使う?


他にもこんな場面で活躍します。

  • 図形の中に文字を入れて並べたいが、文字数が多い箇所で図形の大きさが揃わない場合
  • 補足情報である出典URLが長く、スペースを取って悪目立ちしてしまう場合


いかがでしたでしょうか。

Officeアプリの機能は色々ありますが、フォントを変更するだけで解決できることもあります。
読みやすい資料作成のコツを掴んで、相手が読みたくなる資料を作りましょう!

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