大修館書店の月刊誌「英語教育」と共同で、2023/2/26(日)に、英語の文字指導や教材作成をテーマにした教員向けセミナー「英語の文字指導×教材作成お助けワークショップ~UDフォントで多様な生徒の学びを後押し~」を開催しました。
登壇者セミナーパートのアーカイブをご用意しました。※ご視聴にはフォームへの入力が必要となります。
今回は、各登壇者のセミナーレポートをお届けします。第2部の質問コーナーは大修館書店 月刊誌「英語教育」7月号ワークショップ小特集に掲載いただきます。併せてご覧ください。
当日は英語教師や教師を目指されている方々が会場にお越しいただき、濃密な時間となりました!
英語の文字指導に関する有益な情報をたくさん知ることができました。
明日から活用できる知識ばかりで、学びが多かったです。明日からの教材作成が楽しみになりました!
質問コーナーでは、3人の講演者の方々からお答えを頂き、悩みが解消の方向に進みました!今日の学びを子どもたちに還元していきます!
セミナーを受けて、改めて過去の『英語教育』の関係部分を読み直しました。さらに理解が深まりました!
当日のダイジェスト
第1部
文字指導、基本の考え方
講師:手島 良 先生(武蔵高等学校中学校)
英語の文字指導の基本的な考え方を、さまざまな生徒の指導をされてきた手島先生。その経験を惜しげなく披露いただき、さまざまなアプローチ方法で英語の文字の習得を目指す教育は、受講者の皆さんが深く頷く内容ばかりでした。
ユニバーサルデザインの視点で考える教材作成
講師:佐藤 良子 先生(麗澤大学)
多様な生徒指導に欠かせない、教材。より学びやすい教材について教材のユニバーザルデザインとはどのような点に注視して作成すれば良いか丁寧に教えていただきました。受講者はメモが止まりません!
UDフォントと伝わる英語教材のポイント
講師:高田 裕美(株式会社モリサワ)
UDデジタル教科書体の開発メンバーである高田より、より英語教育で躓きのない学びができるように開発したUDデジタル教科書体の欧文書体を解説。この欧文書体を使った教材作りのワークショップをBeforeの教材サンプルを使い受講者と一緒に、考え解決しました。
第2部
お悩み相談コーナー
登壇者3名に、会場から寄せられたさまざまな質問に回答いただきました。
(こちらのコーナーはアーカイブ動画にご用意ありません。)
参加者の学び
UD教科書体が登場して、やっと読みやすいフォントが出てきてうれしいなあと思っていました。一方、認識が低くて、自分にとっても読みづらい従来のフォントが、児童生徒の学習課題に向かう以前のハードルになっていることや、不必要なストレスや負担感をもたらしていることを改めて知りました。
3名の講師のセミナー、ワークショップ、どれもたいへん参考になりました。ありがとうございました。 教員時代に、子どもたちを苦しめていたんだなあと、胸が痛みました。 若い先生方にこそ学んでいただきたい内容でした。
セミナー後のアンケートでは、全員が「セミナーに満足」「セミナー内容が役に立つ」とご回答いただけました!
登壇者セミナーパートのアーカイブをご用意しました。※ご視聴にはフォームへの入力が必要となります。
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「FONT SWITCH PROJECT 」では、みんなのフォントの感性をONにするをスローガンに、これからも誰一人取り残さない教育のために尽力されている方のお役に立てるよう、イベントを企画してまいります。
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