「伝わる」広報資料作成のスキルアップを目指すプログラムとして、8月からは佐久間智之さんをゲストに迎え実施する企画は、スクールに入りました。今回は、10月12日(水)に開催した「広報のプロ直伝!広報資料の作り方、発信のコツfor School(2回目)」をレポートします。
セミナー当日のアーカイブ動画を視聴したい方は、下記よりご視聴いただけます。
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スクールレポート
ゲスト講師|佐久間 智之(さくま ともゆき)氏
PRDESIGN JAPAN株式会社代表取締役。PR TIMESエバンジェリスト。総務省 地域力創造アドバイザー。元公務員で在職中に全国広報コンクールで内閣総理大臣賞受賞。自治体の広報アドバイザーや広報、PR、デザインの研修講師として活動中。『Officeで簡単! 公務員のための「1枚デザイン」作成術』(学陽書房)など著書多数。
参加者の声
みなさんの宿題の中から、佐久間さんが実際にポイントを教えてくださったり、とてもわかりやすかったです!
学年便り、学校便り、子どもたちのワークシートのデザインに活用したい。「誰に向けて」「何を」を意識するようになりました。
メインタイトルではなく、サブタイトルやサードタイトルに“あしらい”を加えるべし!が目からウロコでした。メインタイトルをいかに目立たせるかと考え、メインタイトルを装飾しがちなので……
今回も宿題のクリニックから実演、デザインのポイント伝授と盛りだくさんの内容となっております。
気になる方は是非、アーカイブをご覧ください。
課題のピックアップ&アドバイス
2回目のスクールでは、住民に向けたご案内の文章(Wordで作成を想定)が宿題でした。受講者の皆様には、宿題のデータを「伝わる」案内文章なるようリメイクいただき提出いただきました。
たくさんの応募をいただきました中から、ピックアップして佐久間さんがコメントでアドバイス。最後に佐久間さんが宿題データを編集しお手本を共有するという構成です。
今回の宿題|案内の文章
Pick upとレクチャー
多くの方に宿題に取り組み、投稿をいただきました。ありがとうございます!
このレポートでは特に気をつけたい2点をお伝えします。
表組みを左に揃える
文章中に表組みを入れることは多々あるかと思いますが、表の横が行の長さより短くなり変な余白ができてしまいます。そんな場合は行の長さに合わせることで違和感がなくなるとのこと。
見出しにお勧めのウエイトはHeavy
前回も教えていただいた「ジャンプ率」は多くの方が緩急つけられていました。さらに見出しを目立たせたいなら、大きめの文字に太いウエイトのHeavyがおすすめとのこと。ピックアップさせていただいたこちらの「軽減措置のご案内」が注目されるようにできていますね!
佐久間さんがリメイクを実演
リメイクステップ
- フォントを整える
- 強調する情報のジャンプ率を整える
- スタイルを設定
- 文字のメリハリをつける
課題提出者さんからの質問にもリメイク実演時に回答いただき、スタイル機能を使うことで作業の時短になる方法を教えていただきました。
フォント周りのリメイクだけでこんなにもパッと伝わる文章となりました。
次回宿題に向けたポイント
見出しの作り方は、前回のプレスリリースでもお話しいただきましたが、よりレベルの高い手法を今回は伝授いただきました。(実演付き)
更なるレベルポイント
- メインタイトルは装飾しない(装飾はサブタイトル)
- 上下に揺らす
- 四角に文字を収める
- 立体感を出す
枠線ではなく重ねる!
立体感を出す技では、文字が読みにくくなる枠線機能ではなく、テキストを重ねることで読みやすく目立つ見出しの作り方を教えていただきました。
あっという間の1時間でしたが、受講いただいた方からは多くの学びがあったとコメントをいただけました。
スクールのお知らせ
次回はPowerPointデータで作成するのチラシです。
広報担当者が内制で作るチラシもパッと伝わる情報にしていきましょう。ポイントは見る情報と読む情報に分けて、メリハリをつけること!とのことです。
スクールでは、3回とも広報活動で取り扱うことが多いコンテンツを用意しました!ぜひ、宿題にチャレンジいただくことで、より実践で学べます!
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