インタビュー

2025.11.21

教育現場で安心して使える新価格と安定性 — 学生のデザイン力向上に寄与する「Morisawa Fonts 教育機関プラン」

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町田デザイン&建築専門学校 ビジュアル学科 グラフィックデザイン科
河村 一孝 先生

「プロとして就職できる力を育てる」ことを教育方針とする町田デザイン&建築専門学校。 同校では「Morisawa Fonts 教育機関プラン」(以下、教育機関プラン)がサービスを開始した2025年春にグラフィックデザイン科で導入いただきました。今回はご担当の河村先生に、教育機関プランの導入効果や運用面についてお話を伺いました。

学校名町田デザイン&建築専門学校
学科領域建築専門課程
建築工学科
建築デザイン科
インテリアデザイン科
通信制(建築士資格)
デザイン専門課程
CGアニメーション科
グラフィックデザイン科
イラストレーション科
コミックイラスト・マンガ科
導入プランMorisawa Fonts 教育機関プラン
求めていたこと学生のデザイン力向上、安定的なフォント環境、豊富な支援ツール

一人ひとりに寄り添い、現場で通用するスキルを育てる

貴校で「学生が学べること」「重視していること」を教えてください。

河村先生 本校では、建築専門課程とデザイン専門課程の2つの課程を設け、それぞれに建築専門課程4科(建築工学科、建築デザイン科、インテリアデザイン科、通信制(建築士資格))、デザイン専門課程4科(CGアニメーション科、グラフィックデザイン科、イラストレーション科、コミックイラスト・マンガ科)といった多彩な学科を設置しています。

専門学校として、現場で通用する実践的なスキルの習得を教育方針としています。また、教員と学生の距離が近く、デザイン未経験者にもいちから丁寧に指導して「プロとして就職できる力」を育てる面倒見の良さに特徴があります。

近年ではWebやデジタル関連の需要が増加し、例えばグラフィック中心の企業においても、デジタルコンテンツや動画制作を手がけるケースが大半だと思います。本校に寄せられる求人もそうしたスキルを求められることが増えているため、デジタル領域の授業の比率を上げています。そもそも学生自体が、紙媒体よりデジタル媒体に馴染みがある世代ですので、デジタル領域から入ると実務のイメージがつかみやすいと感じています。

一方で現場のデザイナーの方からは、社内向けのプレゼン資料や広報誌の制作といった依頼が増えているという話もよく聞きます。わかりやすく情報を伝えたり、見やすくしたりする実用的なスキルが求められる時代なのだと思います。

価格メリットに加え、継続利用できる安定性

教育機関プラン導入の決め手や、運用面について教えてください。

河村先生 最大の理由は、学生1人あたり年額900円(税別)という価格メリットです。学科予算内での導入が可能になった点は大きなポイントでした。

今回の教育機関プランは、グラフィックデザイン科1~3年次の学生、計82名に導入しています。2024年冬に話を聞き、春のサービス開始に合わせて運用を始めました。新学期のバタつきと重なって多少手間取りましたが、4月末には授業で使える状態になりました。それ以降、各学年のさまざまな制作物に活用されています。

もちろんこれまでにも、文字に関する指導は行ってきました。モリサワ以外のフォントを取り入れたこともありましたが、「必要なフォントが見つからない」といった不安定さが課題となっていました。その点、教育機関プランは教育現場で継続して使用できる安定した環境が整っています。さらに、書体の品質が高いことや、スタンダードな書体から時代に合った新書体まで豊富なラインナップがあることも魅力でした。

一方で、管理PCを経由する設備ライセンスの初期設定に、やや扱いづらい部分がありました。そのため、教員側の共有PCには「よく使う書体」を予測し、あらかじめインストールして対応しています。学生ライセンスのオンラインON/OFFの柔軟さは非常に使いやすいので、設備側も同様の運用ができると理想的です。CSVデータを用いた学生ライセンスの一括登録はスムーズに完了し、学生からのトラブル報告もありません。

フォント選びの意識がデザインを向上させる

導入の成果や、学生の反応などについてはいかがでしょうか。

河村先生 文字のニュアンスにもこだわり、モリサワの多彩なフォントを積極的に活用している学生の作品は、デザインのまとまりや完成度が向上していると感じます。もちろんフォントの効果だけではありませんが、そうした細部にまで意識を向けることで、総合的に良くなっているのだと思います。

例えばブランディングの授業では、対象とする商品のポスターやパッケージだけではなく、Webサイトのデザイン制作も行います。制作する媒体が異なる場合でも、共通のフォントを利用することで統一感が出て、デザインの説得力が増しています。

また、2年次後期にはポートフォリオ制作の授業があります。近年の書類選考はデータ応募が主流となっているため、まずはA4横置きの統一フォーマットを作成してもらい、面接に進んだ段階で、さらに手を加えた印刷物として持参できるように指導しています。ポートフォリオの内容についても、Webデザインに比重を置くケースが増えていますが、学生の志望分野に応じて配分を調整するようにしています。タイトルや本文の文字組み、ノンブルなどの細部に至るまで、モリサワのフォントが役立っていると感じます。

フォントの重要性を全学科に伝えていきたい

今後の展望について教えてください。

河村先生 建築専門課程でも展示や発表の機会が多いため、フォントの必要性は高いと思います。まずはグラフィックデザイン科でどのような効果が得られるかを検証し、その結果を共有していきたいと考えています。

その際に気になるのは、フォントの入れ替えや変更です。教育現場では、ポートフォリオの再制作時に「フォントがない」といった事態が起こると、致命的な問題になってしまいます。

モリサワ 教育機関プランを含めたMorisawa Fontsでは、提供中の書体を途中で取り下げることは基本的にありません。海外ファウンダリーの一部書体などで、提供形態が変わった例はありますが、現行ラインナップの安定提供を前提に運営しています。

河村先生 安心しました。安定して利用できるのはやはり心強いですね。

教員の声
  • フォント選びを意識する学生に、デザイン力の向上が見られた。
  • スタンダードな書体から新書体まで、豊富なラインナップが魅力。
  • 教育現場で継続して使用できる安定的な環境が整っている。

河村先生、長時間のインタビューへのご対応ありがとうございました。 モリサワは今後も学生向けに、使い勝手の良いサービスの提供とフォントの魅力をお伝えできればと考えています。

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