検証レポート

2016.08.09

日常会話を書体でスタンプにしよう(2)

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書体スタンプ・鈴木健一君の場合

私の企画は普段SNS やコミュニケーションアプリで使うような、スタンプをモリサワの書体を使って作ってみようという企画です。自分がよく使う言葉やスタンプを、書体でデザインし直すことで、より細かいニュアンスまで伝えていこうという試みとなっています!
今回は武蔵野美術大学の鈴木健一君に書体と言葉を選んでもらいました!

以下製作者のコメントです。
●スタンプを作る上で、気をつけたこと、感じたこと
スタンプの会話のネタになるように作りました。
●その書体を使った理由
「勝訴」は一番力強い字だったから
「だまれ」は標識の「とまれ」に非常に似ていたから
●自分の作ったスタンプが実際にあったら使いたいかどうか
正直使いたい。
●自分の言葉の印象を伝えるのに、モリサワの書体は有用だったかどうか
MORISAWA PASSPORT アカデミック版は書体数が多く、ウェイトも様々なので不自由なく使えたと感じました。

「勝訴」のスタンプは、力強い書体の強みを存分に引き出しているように感じます。
日常の会話の中でも使いやすくて、私も欲しくなってしまいます!
「だまれ」のスタンプは、普段目にする道路標識から着想を得たユニークな案となっています。これも会話中に使いやすそうで、とても好きです。デザインも面白いことから、送った相手も驚いてくれそうですね。デザイン案的にも、書体はスタンダードな「まるゴシック体」を選択したいところ。「じゅん」が気持ちよく収まっていて、見ていて不安感のない、そんな書体使いに好感が持てますね!

(担当:モリパス部 イナダ)


この企画は、FONT SWITCH PROJECTのオフィシャル学生メンバー、「モリパス部」の学生が担当しています。