
訪日・在留外国人の増加と、商品・サービスの多言語化対応
現在、訪日・在留外国人の増加により多言語化を進める商品・サービスが急速に増えております。
10年前と比較して、在留外国人は1.7倍、訪日外国人は2.7倍の数となっており、観光庁の調査による「訪日外国人が旅行中に困ったこと」の上位に「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」、「施設等のスタッフとのコミュニケーション(英語が通じない等)」が挙げられるなど、自社の商品・サービスの多言語化は企業にとっても急務と言えます。
私たちモリサワは、フォントのメーカーとして、多言語化に向けた商品開発の課題を解決いたします。


多言語化対応が抱える課題
商品・サービスを多言語化するにはいくつかの課題があります。
まずは、該当する言語を表示できるフォントの入手。訪日外国人は、アジアや欧米をはじめ、さまざまな国の方がいますが、それぞれの母語に合わせた対応をするためには、繁体字・アラビア文字・キリル文字など、対応した言語のフォントが必要になります。
また、フォントを入手できても、それぞれのデザインはバラバラで、言語を併記したり表示言語を切り替えたりした時に統一感がない、ということも起こり得ます。
こういった課題は、ユーザーの情報へのアクセスしやすさや、ブランドイメージにも関わる重要な問題となります。

多言語化対応の問題を解決する、モリサワのグローバルフォント
モリサワが提供するグローバルフォントは、日本語・簡体字・繁体字・ハングル、汎ヨーロッパ言語、その他インド地域(デーヴァナーガリー文字)、中東地域(アラビア文字)、タイなど151ヵ国の言語に対応しており、かつ共通のデザインコンセプトで設計されているため、統一感を保ちながら商品・サービスを多言語化することができます。

グローバルフォントの特徴
グローバルフォントは、どの言語でも統一感のあるデザインの文字を表示できることが大きな特徴です。
代表的な和文ユニバーサルデザイン書体である「UD新ゴ」をベースに設計された「UD新ゴ 簡体字」「UD新ゴ ハングル」や、UD新ゴと同じデザインコンセプトにより生まれた「Clarimo UD」などは、書体の親和性が高く、商品やサービスのUIで言語設定を日本語から切り替えても、イメージは損なわれません。

モリサワのグローバルフォントについて詳しくはこちら
多言語化事業を支援する補助金・助成金などの制度
訪日外国人・在留外国人の増加によって多言語化への需要が高まり、政府や各自治体・公益財団などによる補助金・助成金などの制度も整えられています。
インバウンド需要への対策や海外展開の検討をされる際は、ぜひこういった制度を活用いただき、あわせて商品・サービスの表示言語としてモリサワのグローバルフォントもご検討いただければ幸いです。
さまざまな補助金制度
文化庁|令和6年度文化財多言語解説整備事業
観光庁|地域観光資源の多言語解説整備支援事業
東京観光財団|インバウンド対応力強化支援補助金
まずは無料でフォントを使ってみたい方へ
ご利用を検討されている機器やアプリケーションに、実際に組み込んでお試しいただけます。
アウトラインフォントとビットマップフォントのどちらもご用意しています。
もっと詳しく知りたい方や、お⾒積りをご希望の方へ