induction course

2025.01.31

Training in Document Preparation to Pursue "Presentations that Convey the Message

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フォント選びがもたらす「伝える力」への新たな発見

2018年に設立された株式会社アグリツリーは、地域で消費される食べ物とエネルギーをできる限り地域内で生産できる持続可能な社会を目指し、活動を展開している企業です。日本国内にとどまらず、近年ではベトナムにも市場を広げ、グローバルにその取り組みを発信しています。

同社では、社長の西さんを中心に、プレゼンテーション資料作成の技術向上を目的とした研修を実施しました。今回の研修は、実地とオンラインのハイブリッド形式で行われ、実地研修には社長の西さん、社員の織田さん、そして新卒社員のアンさん(ベトナム出身)とインターン生の矢板さんが参加しました。研修後、参加者の皆さんに感想や今後の実践計画について伺いました。


資料作成研修の背景と目的

まず、研修の目的について西さんに伺いました。

西さん
「これまでもプレゼン資料を作る機会は多くありましたが、視覚的に伝わりやすい資料作りにまでは手が回っていませんでした。ベトナム市場での活動も始まり、国や文化の違いを越えて“伝わる”資料を作成する重要性を感じたのがきっかけです。特にフォント選びや見やすさに関しては、研修を受けることで学ぶべき点が多いと考えました。」

伝わる資料づくりから情報発信の意識改革へ

西さん

これまでもスライド作成に関する研修を受けた経験はありますが、今回のようにロジカルに進める内容は初めてでした。特にフォント選びやウェイト(太さ)の調整といった視覚的な工夫は新鮮で、非常に勉強になりました。UDフォントを学び、資料を作り直してみたところ、以前よりシンプルながら効果的に情報を伝えられると感じました。

アンさん

学生時代にはスライド作成の機会が多くありましたが、このような研修に参加するのは初めてでした。UDフォントについても初めて知り、資料を作成する上での新しい視点を得られました。これまでは相手の受け取りやすさを考えずに作っていたことに気づき、これからは視覚的な工夫を取り入れていきたいと思います。

織田さん

これまでフォント選びについて深く考えたことはありませんでしたが、今回の研修を通じて重要性を実感しました。実は研修中に、自分のパソコンのフォント設定をすべてUDフォントに変更しました(笑)。研修後、早速学んだことを実務に活かしています!

矢板さん

大学の授業でスライド作成を学ぶ機会はありましたが、今回の研修内容はより実践的でした。特に、資料全体のバランスや視覚的な要素を意識することの重要性を学びました。実際にスライドをリメイクした際、講師から『図のサイズ感が小さい』と指摘され、修正してみたら一目で見やすくなり、驚きました。

『伝わる』ビジネス資料作成プログラム 

〜プレゼンづくり〜

【第1部 講義】

「伝わる」資料づくりに欠かせない、文字・色・図形のバランスや、視認性の高いフォントの選び方といった具体的なテクニックを紹介。

【第2部 ワーク】

課題は会社紹介のプレゼン資料のリメイク。
講義で理解した編集スキルをその場で実践します。講師からその場でアドバイスを受けれるので、「うまくいかない」をそのままにせずスキル習得を目指せます。

受講者のリメイクデータ(Before After)

UDフォントの活用で伝わる資料作りへ

研修で注目されたのが「UDフォント(ユニバーサルデザインフォント)」の活用です。これまでフォント選びを意識していなかったという西さん、「フォントについては特に意識せず、なんとなく『見やすい』と思っていたフォントを使っていましたが、研修でウエイト(太さ)の使い方やフォント選びの基準を学び、資料の見やすさが大きく変わることを実感しました。また、UDフォントの開発背景を知り、SDGsやCSRを意識する現代の企業にとってもふさわしいツールだと感じました。今後、会社として継続的に使用していきたいですね」と、新たな可能性を感じたとのことです

今後の取り組みと目標

最後に、研修を通じて得た知識を、どのように業務に活用していくのか。参加者から、今後の具体的な計画について語ってくれました。

西さん

会社全体でフォントをUDフォントに統一し、見出しや文字サイズ、ウエイトのルールを明確化したいです。月末のプレゼン資料を一度作り直して、研修で学んだ内容を活用してみます

織田さん

締め切りが迫ったプレゼン資料があるので、さっそくUDフォントを活用して作り直します。見やすさと統一感を意識して、資料の質を上げていきたいです。

アンさん

特にグラフや数値の扱いに気を配り、見やすく伝わる資料作りを心がけたいです。研修で学んだ内容をチーム全体にも共有し、より良い成果物を作っていきます。

矢板さん

今回学んだ内容を、周りの仲間にも積極的に共有したいです。また、自分が作る資料についても全体のバランスや見やすさを意識して取り組みたいと思います。


アグリツリーは、地域社会やグローバル市場に向けて持続可能な未来を創造する企業です。今回の研修を通じて得たスキルや知識は、社員一人ひとりが情報を効果的に伝える力を磨くきっかけとなったとのことです。この学びを活かして、同社がさらなる成長を遂げることを期待しています。


資料作成研修の詳細(費用・実施までの流れ・受講者の声など)について詳しくご紹介しているページをぜひご覧ください。

If you are interested in the document creation training session or the UD fonts used in the training session, or if you are considering introducing or utilizing them, please feel free to ask us any questions below.

● If you want to use UD fonts as an organization, we recommend the "MORISAWA BIZ+ UD Font Plan for Public Organizations." For details of the plan,Here