interview

2018.02.26

Kansai Moripass Club Event "Design Work from the Perspective of Typefaces" Interview Introduction: Professor Oe

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2month18日に開催されたイベント「書体からみるデザインワーク」に事前インタビューでご協力いただいた先生方のお話を5回にわたってご紹介しています!イベントの限られた時間の中ではご紹介できなかったお話も!当日イベントに参加してくださった方も、今回は残念ながら参加できなかった方もぜひチェックしてみてください。

今回は、私、関西モリパス部の麓が所属する神戸芸術工科大学の大江先生です。

 

Kobe Design University
大江 純平 先生

Q.What kind of work or production do you do?

主に広告、パンフレット、書籍、ロゴ、ウェブ、イラストレーションを主体としたグラフィックデザインです。今年から合同会社MIHAという会社を立ち上げ、物販、飲食、アート、イベント、ワークショップ、デザインなどを含めた複合事業をスタートさせるべく、準備中です。

Q.What is the role of typefaces in your work?

僕の場合はまず書体を決め、そこから定めた世界観をベースに形にしていくことが多いです。つまり書体をデザインの軸のようなものとして扱っています。書体の種類を多く詰め込みすぎると、デザインの軸がぶれますので、一つのデザインの中の書体は極力少なくするように心がけています。

Q. What was the moment when your font senses were turned on?

学生だった頃の当時の教授、ヘルムートシュミット先生の授業の影響から「活字の宇宙」という書籍を読み、Universというフォントに衝撃を受けました。ミニマムかつ繊細なフォルムの美しさは、その名の通り宇宙のように広がる表現力をもっています。その出会いがタイポグラフィに完全に引き込まれ、フォントスイッチONになったきっかけだと思います。

Q.What is your favorite font?

MORISAWA PASSPORTの中で言えば、."Main Mincho"or."Baskerville","Garamond」などが好きです。個人的に使いやすいからです。

最近のマイブームは、モリサワの新フォント「A1ゴシック」ですね。