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2024.09.30

自治体広報担当者必見!オンラインセミナー 先進事例に学ぶ、庁内の広報ルールの必要性・重要性 開催レポート

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本年、大阪・東京・名古屋にて開催した自治体広報セミナーにおいて、多くの広報担当者が「広報ルール作り」や「全庁的な広報力の強化」について課題を持たれていることが分かりました。 

そこで私たちモリサワでは、これらの課題をお持ちの方々に先進事例をお届けすべく、佐久間智之氏が広報アドバイザーをされた福岡県行橋市の友松潔彦氏(秘書課 企画政策係 係長)をお迎えして、行橋市が実践してきた「庁内広報ルール作り」や「全庁的な広報力強化」について佐久間氏とのトークセッションを含めたオンラインセミナーイベントを8月21日に開催いたしました。 

セミナーの流れ 

  1. 講演「基礎から学ぶ!公務員の伝わる広報のルール」 
    登壇:佐久間 智之氏  
  1. トークセッション「先進事例に学ぶ! 庁内の広報ルール作りと全庁的な広報力強化」 
    登壇:佐久間 智之氏・福岡県行橋市 友松 潔彦氏 
  1. モリサワセミナー「実践で身につく! 広報力アップのコツ・極意とは」 
    登壇:株式会社モリサワ 仁田野 

第1部 特別講師 佐久間氏の講演 

リアル開催として実施した大阪・東京・名古屋での講演を経て、このオンラインセミナー用に内容の深堀りなどブラッシュアップをしていただきました。 

メディア活用とSNSのポイント 

総務省より示されている通信利用動向調査などの数値を用いて、これからの情報発信の在り方について語られた佐久間さん。各種SNSの特長やアルゴリズム、エンゲージメントを増やすポイントなど、活用のために押さえておくべきポイントについて細かく教えてくださいました。 

写真のコツ 

職員のみなさんが広報担当になって一番最初に大きな壁となるのは「写真の撮り方」ではないでしょうか。このパートでは、佐久間さんからのおすすめ撮影構図7選や、撮影にあたり広報担当として知っておきたい心構えについてご紹介いただきました。 


第2部 トークセッション 佐久間氏 × 行橋市 友松氏 

先進事例に学ぶ、庁内の広報ルールの必要性・重要性をテーマに、佐久間さんが2022年度に広報アドバイザーをされた福岡県行橋市の友松さんをお迎えしてのトークセッションです。 

友松さんには、当時佐久間さんとともに作成された「脱アリバイ広報」に向けた広報基本方針の策定と、広報業務マニュアルをつくるきっかけや経緯、苦労された当時のお話などを伺っていきます。 

きっかけはホームページ! 

行橋市のイベント「行橋市子ども議会」にて子ども議員から市長へホームページについて指摘がありました。そこからホームページのリニューアルだけにとどまらず、広報全体のリニューアルの検討を開始しデジタル化に向けて動き出しました。その際にホームページの掲載情報を充実させるために所管課と連携するための「ルール」を作る必要がありました。 
と、友松さんが当時を振り返ってお話をしてくださいました。 

受講者特典:友松さん特製のオリジナルコンテンツ表面 
行橋市に広報基本方針と広報業務マニュアルができるまでの当時の苦難を赤裸々に語られています。 
※画像をクリックすると拡大表示されます。

広報ルールをつくる中で苦労した点は? 

当時、広報担当は日々の広報活動をしながら今の課題を抽出・整理するのに非常に苦労していました。また、この作業を進めるのに、自分たちがこれまで進めてきたことを否定しなければならないことが辛かったと思います。

広報ルール策定後の現状や今後の運用・展望は? 

実は広報ルール策定後のほうが正直キツかったんです。 

こちらとしては、とても良いものが出来たと考えていたのですが、「見てない・聞いてない」という職員が居たりして、庁内の周知にたいへん苦労しました。広報紙への掲載依頼があったときには、しっかりと時間をとって基本方針を説明し理解をしてもらいました。 
そうしてリニューアルした広報は住民アンケートでとても良い反応をいただき、議会でも大絶賛をされました。 
今後は、まだまだ載せきれていない佐久間式ノウハウを広報マニュアルに追加掲載してアップデートをしていきたいと思います。 

受講者特典:友松さん特製のオリジナルコンテンツ裏面
※画像をクリックすると拡大表示されます。

広報基本方針の策定や広報業務マニュアルをつくる以前の当時の現状から、策定後の浸透フェーズとなったときの苦労話、そして今もまだまだ進行中で今後もアップデートを進めていく。と、まさに「広報改革は一日にして成らず」を語っていただきました。 


第3部 モリサワより「実践で身につく!広報力アップのコツ」 

私たちモリサワは長年にわたり自治体の情報発信のご支援をさせていただいております。その活動を通じて、自治体の広報力強化が近年一番の課題であることがわかり、全職員の広報力アップを目指す"Communicative" Document Design Programとしての資料作成研修を、今年度より開始いたしました。 

第3部では、弊社の仁田野より当研修プログラムのご提案と、実際に研修プログラムに含まれている広報力アップのコツを一部ご紹介いたしました。 

For more information on the "Empathetic Material Design Program," which aims to improve the public relations skills of all employees, please click here. 

We at Morisawa will support you in making information creation and thinking skills a part of the skills of all employees. For more information on the "Empathetic Material Design Program," which aims to improve the public relations skills of all employees, please click here.

For examples of local government participation, please see hereDedicated sitePlease check here.

For more information about "MCCatalog+ (Catalogue Pocket)," which has already been introduced by many of the local governments that attended the seminar, please visitHerePlease check here.

If you have any questions or inquiries, please contact us using the form below.

Thank you for reading to the end. I look forward to seeing you again soon!